2023年 令和5年

まちづくりフォーラム2024 活動報告書

日 時:2月17日(土)14:00~15:30
場 所:ちえりあ(中研修室1)

■当日スケジュール
12:30~会場設営
13:30~開場・受付
14:00~フォーラム
16:30~撤収

■体験型ブース参加者

  1. This photo is taken by AllWinner’s v3-sdv

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・ハッピーゆる元(様、他3名)

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・ユアセル(高橋智美様 他1名)

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・明治安田生命(小山ひとみ様、他4名)

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・LWB(大中宏美様、他1名)

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■来場者

■講演の内容まとめ
地域活動の変化と現状について林先生の視点による解説を交えた内容。

<主な内容>
戦後からの地域活動の変化について
・昔は皆貧しい暮らしの中での支え合いがあった(お裾分けの文化など)
・高度経済成長期に都市へ人口が集中し、古い協同体から離脱。
・働き手は職場がコミュニティとなり、地域のコミュニティは専業主婦(子育ての関わり)と高齢者が中心。
・かつての古い協同体の代わりとなる新しい協同体の形成に挫折が生じた。
・情報化時代を迎え、地域の人よりネットを通じた人との関わりが増えた。
→ネット社会によって人と人の繋がりが分断された。
・非正規雇用の増大に伴いかつての職場のコミュニティが失われた。
→このようにして人々は居場所を失ったきた。
・平等であることが社会的価値→経済的自由を求める時代へ
・かつてのような場所が失われ、社会から孤立しやすい環境になった。
→職場コミュニティ(非正規雇用の増加)
→家庭(単身世代の増加)
→地域(SNS等ネット社会の出現による人の繋がり方の変化)

現在の社会福祉について
・高齢者の親と障害を持った子供が暮らしているケース等では介護保険だけでは支援しきれないことがわかってきた。
  →総合的に支援をする必要から重層的支援体制整備を進めている
・職場環境が不安定の中、地域の繋がりが一層重要になってくる
・地域のコミュニティとは
 →子供が遊びに行っても安心、安全が守られていること
 →災害が起きたときは地域が支えあう
 →一人暮らしの高齢者などを支援 など

専業主婦と高齢者だけでは地域コミュニティの活動に限界があるので見直さなければならない。

■パネルディスカッションの内容まとめ
林先生のコーディネートにて、前半に各パネラーによる活動紹介を交えた自己紹介、後半に林先生からパネラーへの質疑応答、最後に参加者からの質疑応答という流れ。

<主な内容>
◆ユアセルの活動紹介
・地域の課題(主に高齢者の生活支援)を解決する任意団体として活動中
   →ヘルパーさんが対応できないことや多世代交流の場の提供など。
・中央区円山地区でフリースクールを運営。
◆LWBの活動紹介
・ウェルビーイング(肉体的、精神的、社会的に満たされ幸福な状態)を実現するための手伝いをしている。
・企業や学校での講座(腸活や体ケアなど)や職員研修などの依頼を受けている他、講師の支援にも取り組んでいる。
◆明治安田生命の活動紹介
・企業として地域との繋がりを深めることを目指す中で、健康増進のお手伝いやがん検診の受診を後押しすることなどを行っている。
・測定器を用いた診断するイベントを地域で行っている。

◆林先生⇔ユアセル
・介護保険では排泄、食事、入浴の三つしかカバーしていないことから、ユアセルの生活支援サービスは大切だが、事業として成り立たせるのは大変では?
・サービス利用料の中からボランティアスタッフさんへの交通費の支給を行っていて何とか成り立たせている状況。
◆林先生⇔LWB
・地域密着コミュニティの内容を詳しく教えてください。
・まずは地域の中で顔と顔を合わせて笑顔で挨拶できる関係づくりと、様々なスキルを持った講師にとっても地域の居場所になるような場を創りたい。
◆林先生⇔明治安田生命
・企業の地域貢献意識が高まっているようですね?
・元々企業理念にあったが、この時代に入ってそれを全面的に押し出せる状態になったと思う。

■当日の様子

講演

パネルディスカッション

体験型ブース

■アンケート集計結果

④地域でやってみたいささえあい活動がありましたらお書きください。2 件の回答
・若者自立活動
・「ポッケコタン」50歳以上の男性のKORITSU KOODUKU を助けることを主に4月より本格的に実施してまいります。一度HPをご覧ください。

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